今さらながらですが
はまっていました。
子どもの頃は家族だんらんっていうんでしょうか。
日曜夜に大河ドラマを見るのがお約束でしたが
その習慣がなくなって久しく・・・。
直虎はたまたま初回放映の日に家にいて
「ふーん、今日が第一話なのね、ちょっと見てみよう」
みたいな軽いノリで見たのがはじめ。
かわいい子役たち3人が頑張っていて
戦国時代にもかかわらず
のんびりとした井伊谷の日常が
なんとも心地よく描かれていて
思いがけず、引き込まれていました。
そして翌週も録画することなく見ることが出来、
それ以来、その時間を楽しみにするようになって
どっぷりはまってしましました。
なぜこんな話を今頃?ですが・・・。
先日、日曜日に一緒に仕事をしていた仲間が
「せごどん」を録画予約してきた、との話から
そういえば今年の大河は
まったく私の興味をひかないことに気付きました。
実際1回も見てません。
その人は幕末フリークだそうで
私は戦国時代ファン。
下剋上とか、寝返るとか
そんな時代の緊張感が好き。
子どもの頃、最初に読んだ歴史小説が
斎藤道三と信長との物語だったのを
今でもしっかり覚えています。
井伊直虎は残っている資料が少なくて
「おんな城主直虎」も
「フィクション部分が多すぎて・・」という
否定的な意見もたくさん聞かれます。
全話を通じた期間平均視聴率は
歴代ワースト3位の12.8%だったそうです。
でもね、いいんです。
井伊家の継承者がいなくなり、
僧籍にある女性ながら家督を継ぐことになった
(直虎男性説もありますが)
苦悩する直虎や彼女を取り巻く人物が
丁寧に描かれていたと思うし、
月9?と思えるようなベタな恋愛ドラマも
十分楽しめたので。
脚本としてはなかなか良かった。
何より高橋一生さん演じる家老が
直虎への報われない愛を胸に
ツンデレや苦悩の表情をたたえるところが
萌えました。
結構熱烈な一生ファンになってしまったんですが
それを観劇友に話したら
「やだ~、今まで見に行ったお芝居で
何度も出てたじゃない!」とのご指摘。
ブレイクする前のお芝居だったみたいです。
ナマの一生さんをまた舞台で観たいです。